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自己肯定感とは?|自己肯定感が低い人の特徴と高める3つの方法

こんにちは、Maonです♪

皆さんはこんな風に悩んだことはありませんか?

・どうしても自分に自信が持てなくてしんどい…
・何をやるにしても周りの評価が気になってしまう
・常に他人と比較してしまう

このような悩みを抱えている人は、もしかすると自己肯定感の低さが原因かもしれません。
自己肯定感が低いと、常にネガティブ思考になってしまい、少しのことで悩んでしまったりメンタルがやられてしまったりと、いいことはありません。
この記事では、そんな方達が自己肯定感の低さから生まれるネガティブな思考から抜け出す方法をご紹介します!

 

✓本記事の内容
1.自己肯定感が低い人の特徴3選
2.自己肯定感が高くなることで起こるメリット
3.自己肯定感を高くする方法3選

 

自己肯定感が低い人の特徴3選

そもそも自己肯定感とは何でしょうか。

✓自己肯定感とは
自分の存在そのものを認める感覚のこと。
自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことを言います。

 

例えば、他人と比べて自分には価値がないと感じたり、自己評価が著しく低い人などは自己肯定感が低いことになります。
では、自己肯定感が低いのはなぜでしょうか?
自己肯定感が低い人に見られる特徴を3つご紹介します。

 

自己肯定感の低い人の特徴
1.他人と比べがち
2.完璧主義になりすぎない
3.育ってきた環境の中で否定されることが多かった

 

他人と比べがち

自己肯定感が低い人は、よく他人と比べたがります。
「他人に比べて自分は何もできていない。」「あの人はできるのにどうして私にはできないのだろう。」
このような考え方は、自己肯定感が低くくなる原因となります。
他人と比べ、ありのままの自分を肯定することができないのです。

 

完璧主義になりすぎ

完璧にできないと自分は認めてもらえないと考える人がいます。
このような人は、少しのミスで自分を許せず自分には価値がないと思い込んでしまい、承認欲求を満たすことができません。
その結果、自己肯定感が低くなっていくのです。

 

育ってきた環境の中で否定されることが多かった

子どもの頃から否定され続けてきた人は自己肯定感が低くなる可能性があります。
「〜しなさい」「それではダメ」「できるわけがない」こんな事を言われ続けると、自分の価値を自分で見出す事ができず、「自分はダメな人間なんだ」と思い込んでしまいます。
その結果、大人になっても何事にも自信が持てないままでいる人が多いのです。

 

自己肯定感が高くなることで起こるメリット

では、自己肯定感が高いとどのようなメリットがあるのでしょうか。
自己肯定感が低い人と比べながらご紹介します。

自己肯定感が高くなることで起こるメリット
1.常にポジティブで精神的に安定している
2.人間関係がうまくいく
3.余裕があるように見える

 

常にポジティブで精神的に安定している

自己肯定感の高い人は低い人に比べて、常にポシティブに物事を考えています。
そのため、基本的に落ち込むことが少なく、精神的にも安定しています。
また、物事を前向きに考えて行動することができるので様々なことに挑戦する勇気を持っています。

これでもし失敗しても、成功するまで挑戦し続けたり、「これもいい経験」とポジティブに置き換えることができるので、成功体験がどんどん積み重なっていきます。その結果、肯定感が爆上がりし、人生がますますいい方向に進んでいくのです。

人間関係がうまくいく

自己肯定感が高い人は、自分だけでなく他人の行動や考え方も肯定することができるので、人間関係がうまくいきます。

誰かと何かをやろうとする時、周囲の人と意見がぶつかることは珍しくありません。自己肯定感の低い人は自分の意見を否定されると自信がなくなり、過剰に卑屈になったり自分の気持ちを抑え込んでしまいます。
自己肯定感が高い人は、自分の考えだけでなく他人の考えも尊重することができるので周りの人から好かれることが多いのです。

 

余裕があるように見える

自己肯定感が高い人は低い人に比べて余裕があるように見えます。
自己肯定感の高い人はあまり周りを意識しないので、常に堂々としていてかっこいい印象に見られます。
余裕を見せることはビジネスや恋愛を成功させるために必要な要素でもあり、物事をスムーズに進めてくれます。

 

自己肯定感を高くする方法3選

それでは、自己肯定感を高くするためにはどうしたらいいのでしょうか。
その方法を3つご紹介します。

自己肯定感を高くする方法
1.完璧主義をやめる
2.自己効力感を高めよう!
3.どんな自分も受け入れる

 

完璧主義をやめる

完璧主義なあなた、今すぐやめましょう!
やめろと言っても中々すぐにはできないと思いますが、小さなことでもいいのでまずは手を抜いてみましょう。

テストでは全教科90点以上じゃなきゃだめ、仕事ではミスを絶対にしない、残業をしてでも完璧に終わらせるなど、全てを完璧にこなそうとすると、なにか一つでもミスをした時に自分が許せなくなってしまいます。

そもそも、なぜ完璧主義になってしまうのでしょうか。
その原因は、私達日本人が幼少期から減点方式で育ってきたからだと言われています。

「100点を取りましょう」「100点でなければ認められません」といった社会で育てられることで、100点を取れない自分には価値がないと思い込み、自己肯定感が低くなってしまうのです。

完璧主義から脱却するには下記の方法をためしましょう。

✓完璧主義からの脱却法
①コラム法
辛いと感じたことを書き出し、自分の気持ちや考えを客観的に見つめ直すことで、ネガティブな感情が実は自分自信の決めつけや思い込みによって生じているものだと気づく。
②ポジティブ思考への置き換え
完璧にやることに執着するのではなく、自分のやりたい仕事ややりがいのある仕事などへ目を向け、前向きに考える。
③優先順位をつける
優先順位をつけて、手を抜いてもいいところは手を抜く勇気を身につけ、時間的な優先順位を決めてから物事に取り組む。
④スモールステップの原理
最初から大きい目標を掲げるのではなく、小さな目標から成功体験を増やしていき、自己肯定感を高めていく。

 

人生を楽しいものにするために、ある程度肩の力を抜き、気を緩めることも大切です。「少しくらい手を抜いてもいいや」というスタンスでいけば、もしミスをしてもそこまで酷く落ち込むことがなくなり、かなり生きやすくなりますよ。

 

自己効力感を高めよう!

✓自己効力感とは
「自分ならできる」と自分の力を信じる度合いのこと。
もっと簡単に言えば、その人の自信の度合いのこと。

「自分はダメだ」という卑屈な考えから抜け出すためには自己効力感を高めましょう。

 

✓自己効力感を高める4つのポイント
①達成体験(成功体験)
成功した体験。自分で達成したということを改めて思い出す。
スモールステップ法にも通じる。大きな目標にこだわらず、できそうなことを成し遂げて成功体験を積み上げていく。
②言語的説得
「さすが」「あなたならできる」と誰かに褒められたり認められたりすること。
③代理体験
他人が成し遂げた様子を見て、自分にもできそうと思うこと。
④生理的情緒的高揚
リラックスして、前向きな感情。これは達成体験から生まれる。

以上の4つのポイントを意識することで自己効力感が高まり、ポジティブ思考を手に入れることができます。

 

どんな自分も受け入れる

大学生が飲酒運転をしたというのと、公務員が飲酒運転をしたというのでは世間の見方は全然違います。公務員のほうが避難されるのが当たり前です。これは、「公務員なんだから人の模範となる行動をするべき」とか「人の税金で生きているくせに」といった、その人(職業)に対する人々のイメージが影響しています。

どんな職業であってもこの他者にとっての自分(世間のイメージ)から自由になることはできません。しかし、その自分自身のイメージに囚われ過ぎてしまうと、自分がそのイメージから外れていると感じるたびにそんな自分を許すことができず、ストレスに感じてしまいます。

自分の理想像を掲げることはいいことですが、そこに意識しすぎてしまいそれ以外の自分を認めることができなくなっていませんか?
人は誰しも様々な顔を持っていて、「仕事のできる上司」「頼れる友人」「優しい父親」などと様々な場面で様々な仮面を使い分けています。

どんな仮面をかぶっている自分も自分自身なのです。それも全て含めてあなたなのです。

人から見られている・見られたい自分(公的自己意識)と自分の気持ちに素直な姿(私的自己意識)はどちらも必要な要素ですが、どちらか片方に過剰に反応してはうまくいきません。どちらもバランス良く保つことでストレスのない日常を過ごすことができるのです。

自己肯定感を高めて人生を豊かに

いかがだったでしょうか。

今回の記事は、自己肯定感が低い人の特徴や自己肯定感を高める方法などをご紹介しました。
自己肯定感を高めることで、物事がみるみるうちにうまくいくようになり、皆様の人生が大きく変わります。
人生をより良いモノにするためにも自己肯定感を高めていきましょう!

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